【不眠整体は効果ある?】改善のメカニズム&施設の選び方を解説

整体で不眠が改善する。

にわかに信じられない言葉ではないでしょうか。関連性がないように感じる「不眠」と「整体」ですが、実際に多くの整体院や鍼灸院において不眠改善整体が行われています。

  1. 不眠改善整体は効果があるの?
  2. 整体と不眠の関係は?
  3. おすすめの施設選びのコツは?

上記のような疑問を感じる人は多いはずです。そこで今回は整体&トレーナーとして15年以上の経験をもつ筆者が不眠改善整体について分かりやすく解説します。

また、業界の内情に詳しい筆者だからこそお伝えできる「施設選びのコツ」もご紹介致します。是非ご覧ください。

この記事の監修者
中村 匠
  • 現整骨院院長(ゆらぎ整骨院)
  • メディカルフィットネス施設勤務経験
  • 15年以上整体&睡眠改善相談を行う
目次

不眠整体って効果あるの?

色々な説明を省いて結論だけを先にお伝えします。不眠整体は効果があります。

しかし、信じられない人の気持ちも十分に分かります。なかには実際に不眠整体を受けたけど全く効果がなかった経験をお持ちの人もいるでしょう。

それではまず「不眠のメカニズム」と「整体で不眠が改善するメカニズム」を解説していきます。

不眠のメカニズム

不眠のメカニズム

不眠のメカニズムについては様々な文献が存在しますが、今回は参考にさせて頂いた文献は「日本神経治療学会の治療指針作成委員会編集の不眠・過眠と概日リズム障害」をもとに解説をさせて頂きます。

不眠とは、入眠障害(寝つきが悪い)・中途覚醒(途中で目が覚める)・早朝覚醒(朝早く起きてから眠れない)・熟眠困難(寝た気がしない)などの症状のことで、国民の5人に1人はいずれかの症状に該当すると言われています。

  1. ストレス
  2. 認知情報処理
  3. 学習理論⇒(整体と関連性が高い)

不眠のメカニズムについては上記の4つが考えられます。少し難しい単語が並んでいますが、かみ砕いて説明すると皆さんにも納得して頂けることばかりですのでご覧ください。

ストレス

ストレスは以下、3つの要因から成り立っています。

  • 前提要因
  • 促進要因
  • 永続要因

前提要因は、年齢・性別・過敏症・不安になりやすい性格などがあげられます。促進要因は、疾患・離別・交代勤務などの生活上によるものが主です。永続要因は、不眠への間違った認識・不適切な治療などがあげれます。

認知情報処理

認知理論ではこのように考えます。

気分や感情の変化をもたらすものは、出来事そのものではなく、出来事に対する認知の仕方である

例えば、しっかりと眠らないと身体に悪いという認識を持ったり、眠ろうとすればするほど時計の音が気になって眠れない、自分の不眠を必要以上に深刻視してしまっているなどの認知の仕方がかえって不眠を悪化させてしまうのです。

学習理論

不眠症は「就寝環境=覚醒する場所」という学習が成立してしまうことで起こります。本来であれば「就寝環境=眠る場所」という学習が成立することでベッドに入ると自然と眠りにつくものです。

しかし、様々な理由から「ベッドに入ると目が覚める」という学習に置き換わってしまうことで不眠が発生します。

例えば、ベッドに入ってスマホやテレビを見ると目が覚めてしまうことはありませんか?この状態を日常的に行うと身体が「ベッドという場所は覚醒をする場所」という学習をしてしまいます。

痛みやしびれなども同じです。ベッドで寝ると腰や背中が痛む人も多いでしょう。この状態を長期間放置しておくことでベッドに入ると覚醒するという学習を身体が行うことで不眠の症状が出てしまいます。

整体で不眠が改善するメカニズム

不眠に対して整体ができる役割は以下のとおりです。この役割が不眠整体の効果であり、整体で不眠が改善するメカニズムとなります。

\不眠整体の効果/

  1. 腰痛・肩こりの症状緩和
  2. 身体の歪みを整える
  3. 心身ともに落ち着かせる

腰痛・肩こりの症状緩和

腰の痛みや肩の痛みや凝りなどの不調は「夜間痛」として夜に出やすい傾向にあります。眠ろうとベッドに入ると腰や肩の痛みから眠れない日々が続くことで先述したように身体が「ベッドのうえは目が覚める場所」という学習をしてしまうことで不眠の症状が出ます。

この場合、まず改善しなければならないのは腰痛や肩こりなどの不調です。整体を受けることで腰痛や肩こりの症状が緩和され、夜の痛みが出なくなることで安定した睡眠が取れるようになります。

注意事項

整体は選択肢のひとつであり、症状がなかなか改善しない・深刻な痛みや痺れがでるような場合は一度、医療機関で検査を受けることも大切です。

身体の歪みを整える

身体の歪み・バランスの崩れが出ることで、寝ているときに「違和感」をおぼえることがあります。特に、仰向けで寝ることができない人は身体の歪みが出ている人が多いため改善が必要です。

身体の歪みを整えるには、整体を受けることをおすすめしますが整体院によって施術の方法は全く異なるため「確実性」という点は少し欠けてしまいます。

また、身体の歪みの原因自体は「ご自身の姿勢」の場合が殆どです。いくら整体を受けても、ご自身の日常生活の姿勢を見直すことができなければ身体の歪みが改善することはありません。しかし、優良な整体院で施術を受けたうえで、ご自身の姿勢を見直すことができれば、寝ているときの「違和感」はなくなり安定した睡眠をとることができます。

心身ともに落ち着かせる

眠れないときは「交感神経」という興奮神経にスイッチが入っています。本来であれば眠るときには「副交感神経」というリラックス神経にスイッチが入るべきはずが、様々な要因で「交感神経」にスイッチが入った状態になっていることで眠れなくなります。

整体で出来ることは「副交感神経」へスイッチを押すことを思い出せてあげることです。整体を受けることで身体のリラクゼーションや、日頃の不安ごとを話すことで心のリラクゼーションに繋がります。

施術中に少しウトウトすることも副交感神経へのスイッチがうまく押せている証拠のため良いことです。

不眠整体施設の選び方

数多くの整体施設が「不眠改善整体」を行っていますが、その方法や方針は様々です。もちろん、それぞれの施設ごとに理論があるため、こればかりは実際に受けてみないと分からない部分があります。

しかし、資格を保有していなくても誰でも施術を行うことができる整体は、施設によってのあたりはずれが大きいことも事実。そこで、様々整体院をみてきた筆者がおすすめする優良施設の選び方をお伝えさせて頂きます。

おすすめ整体施設の特徴

以下のような整体院は優良施設である場合が多いです。

\こんな施設がおすすめ/

  • カウンセリングが丁寧
  • 生活におけるアドバイスが丁寧
  • 施術だけで改善するとは言わない
  • 回数券や定額コースなどの案内を執拗にしない

不眠を改善させるには、ただ質の高い施術をすれば良いというわけではなく、不眠で悩みを抱えている人の精神的な部分の改善も必要となります。

そのため、きちんと話を聞いてくれる人かどうかは施設選びの大きなポイントです。施術者のなかには「自分の施術が一番」「俺の言うことを聞いておけば改善する」という傲慢な人も居ます。不眠を改善するにあたって、このような施術者のもとで通院を続けると返って症状が悪化してしまう可能性もあるためご注意ください。

また、回数券や定額コースを執拗に勧めてくる施設もおすすめできません。特に不眠の改善は見通しが立ちにくいです。先々の通院を前提とした回数券や定額コースは買わない方が無難であり、本来であればこのようなものを勧めてこない施設が理想と言えそうです。

最後に

不眠整体については少しご理解頂けましたか?

不眠でお悩みの人にとっては「整体」も改善へのひとつの選択肢であることは間違いありません。皆さんが1日でもはやく快適な睡眠ライフをおくれるように当サイトも微力ながらお役に立てるよう日々精進してまいります。

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about me

ゆらぎ整体院(国家資格保有)で様々な不調の利用者様の施術を行っています。ねむりと身体の不調は大きく関わっているため日々「眠り」についても勉強を重ねており「マットレス」を設置する専用部屋を整体院に併設させるくらい熱を注いでいます。

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